みなさんこんにちは!NAMIです!
皆さんは、多くの日本人が愛すミュシャ(mucha)の出身国がチェコ共和国という国のことを知っていますか?
今回は、本場、チェコ プラハにはるミュシャ美術館につてご紹介します♪
これだけは知っておきたい💡
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ミュシャは日本でもとっても有名
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チェコ出身でフランスなどで活躍したグラフィックデザイナー、イラストレーター、画家。
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「ミュシャ」という表記はフランス語の発音、チェコ語の発音だと「 ムハ」になる
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ミュシャの大型ポスターはプラハの美術館で購入するとかなりお得
簡単にミュシャの紹介
多分皆さん一度は見たことがあるかと思います
このような絵ですね、ミュシャのこういった絵は実はポスターです。お店の宣伝などで使われるものですね
ミュシャはチェコの芸術学校へ入学しようとしますが落ちてしまい、ウィーンで舞台美術の仕事をします。そこからパトロンが見つかり、ウィーンの美術学校をえて、フランスで挿絵画家として活動していきますが、あまり評価されず、彼の人気が出だしたのは、とある人気女優のポスターの依頼が入ってからです。 ミュシャはそこから人気が出て、どんどんポスターを描いていきます
これはミュシャのミュージアムで購入したポストカードですが、これもあるブランドのポスターです。なにかわかりますか?
これは「巻きたばこ JOB」のポスターです!女性の手にたばこがありますね🤔
ミュシャの作品がなぜ、日本に受けるのか、考えたことがありますか?
それはミュシャ自身が日本が好きだったからです🥰
ミュシャが活躍していたころ、フランスやウィーンでは大日本ブームでした! フランス万博にて初めて、日本の芸術作品が展示され、そのあとのウィーン万博でも展示、ヨーロッパ中が日本絵画ブームが起きます。(ゴッホやクリムト、ミュシャなど、多くの画家たちが日本美術の影響を受け、自分たちの絵に取り入れたりしていきます)
ミュシャの絵は「アールヌーボー(フランス語で新しい芸術)」といわれ、アールヌーボーの特徴が
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平面的
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曲線的
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装飾的
などの特徴があり、動植物文様なども入ります🌿
実はこれはすべて日本美術の特徴と一致するんです!
日本美術の特徴と同じミュシャのポスターは日本にも受け入れやすく、ミュシャがまだ生きているときから日本では人気でした。 明治時代にはミュシャブームが起き、日本でもミュシャブームが起きます
明治時代にでた本。これらから日本でもミュシャが人気だったことがわかる
アールヌーボーをの代表的な作品として名をあげたミュシャですが、それも第1次世界大戦にて衰退してしまいます。 その時の芸術の流行が大きく変わってしまったからです。
曲線<直線 平面<立体 と、言ったようにアールヌーボーから「アールデコ」と言われる芸術へと流行が変わりました
このときからミュシャは自分の国、チェコへ帰ります。 そこからミュシャは民族画家としてチェコで活動していきます。油絵で多くの名作を生み出し、チェコ人たちの現状や心境など描いていきます。
ミュシャが晩年に描いた油絵。『スラヴ叙事詩』
ミュシャはこのように、戦争にしいたげられた、自国のチェコ民の絵を多く描きます。ドイツがチェコ侵攻してきた際、ミュシャはこのような絵をたくさん描いていたのでドイツ軍が拘留。ミュシャはそこで病気で亡くなりました。
ミュシャ美術館
こちらがミュシャミュージアム
ミュシャミュージアムの窓にはミュシャのポスターがあります!『黄金十二宮』と呼ばれるカレンダーの表紙
『ヒアシンス姫』
『モナコ モンテカルロ』
入場料 大人 280 CZK 割引料金 – 子供、学生、お年寄り(65歳以上)190 CZK 家族割引料金(大人2名+子供2名) 700 CZK
プラハ・ミュシャ美術館は1998年2月13日に開館した、世界に名だたるセッションを代表するアルフォンス・ミュシャ(1860-1939)の生涯と作品を紹介する世界唯一の美術館です。
展示は七つのセクションに分かれています
装飾パネル、パリ時代のポスター、装飾資料、 チェコ時代のポスター、絵画作品、素描画とパステル画、写真と所縁の品などなどです。 展示はアルフォンス・ミュシャの生涯と作品についての印象的なドキュメンタリ映画で締めくくられます。 ミュシャの親族による個人所蔵だったために、多くの展示品が初公開となっています。
ミュシャの大型ポスターが買える!
ミュシャミュージアムにはミュシャの作品のお土産がたくさん販売されています! ※中は撮影禁止のため写真は外のみ
店内にはミュシャの有名な大型ポスターが多く販売されており、その値段も大きさやクオリティの割には安価でした! ポスターの大きさは大型約 100×65 超大型(縦長) 185×66 でした。丸く、筒状になって販売されていますが、帰国までに無傷で持ち帰るのは至難の業のように感じます💦 ミュシャミュージアムのホームページでも購入は可能ですが、かなり高くなっています。(約2.5倍ほど) 現地のミュシャミュージアムポスターの値段は大型ポスター1700円~超大型(縦長)4000円ほどでした! 購入しようか悩んだのですが、ミュシャのポスターはかなり大きく、まだ続く旅なのであきらめました💦次回来るときにリベンジしたいです🤞 皆さんももし、ポスター購入を検討する場合は荷物を考えなくてはなりません🤔
購入品紹介
今はかなりの長旅をしているので荷物は増やせません😥なので持ち運びに影響のないもののみ、購入しました!
巻きたばこのJOBのポスターのポストカード。値段;20コルナ
『秋(Autumn)』25 コルナ
残りは缶バッジ60コルナでした!『秋』のポストカードは『JOB』のものより縦長です
ミュシャのTシャツやエコバックも販売されており、エコバックなら買おうかな~と思って値段を見たら日本円で3000円ほどでした💦割とペラペラしてるエコバックだったのに 😂
もし、ミュージアムへ行かなくてもミュージアムのお土産店のみ行くことは可能です◎
まとめ
いかがでしょうか?
ミュシャの多くの作品が見れるミュージアムなのでチェコ観光へ行く際は、ぜひ寄ってみてくださいね♪ ミュシャの特大ポスターもここでは安価で手に入ります♪もちろん!そのほかのお土産もかわいいものばかりでしたよ♪
最後にミュシャのポストカードを使って簡単に私のiPadをデコレーションしてみました🥰どうでしょう?
ポストカードなら荷物にならないし、とても安いのでおすすめですよ♪
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Nami
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着物のプロとして着物に関する記事も書いています。
旅行のVlogや和裁のYoutubeチャンネルもやっているので、そちらもご覧ください♪
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ブログ主:NAMI(ナミ) 1級和裁技能士、着付士