【2024年 バレンシア最大のお祭り!】Day of the Valencia Community

みなさんこんにちは!Namiです😄

今回はバレンシアで最大‼︎・・・は少し言い過ぎかもしれませんが大きなお祭りがあったのでご紹介します!

それはDía de la Comunidad Valenciana(day of the Valencia community) と呼ばれる、簡単に言えばバレンシア王国ができた日です。

毎年10月9日(9 de Octobre)に近づくとバレンシアの街は活気付きます。

9日に向けて様々なイベントが催されます。私も少し参加してきたのでご紹介しますね♪

Día de la Comunidad Valenciana とは?

バレンシアの祝日(Día de la Comunidad Valenciana)、この日は、1238年にアラゴン王ジェームズ1世の軍隊がバランシア市(現在のバレンシア)を征服し、バレンシア王国が建国されたことを記念しています。

バレンシアは5世紀以上にわたりイスラムに支配されていました。この日をもって支配から解放されたのです。

お祭りは当日だけじゃない!

この祭り(Día de la Comunidad Valenciana)のプログラムは、10 月 8 日の前夜にも、毎年恒例の国際花火で始まります。

時間は11時59分から始まり、次の日の祝日を祝います🎉

深夜だったので今年は行くのを諦めてしまいましたが、来年あたりは見に行きたい!

場所はモンテオリヴェテ橋から見ることができるそうです。

花火以外にも伝統的な衣装によるパフォーマンスもあったようですよ😁

当日は市役所前で

10 月 9 日正午(12時)には、バレンシアの旗the Real Senyera(赤と黄、青のバレンシア州の旗)が写真のようにバレンシア市庁舎のメインバルコニーから降ろされ、街の通りを通ります。

この時にとても大きな銃声が数発鳴ります!あまりの大きさにびっくりしてカメラ落とすところでした😅これが始まりの合図なんでしょうね

旗はこれから始まる市民行列と共にバレンシアの街を巡ります。これは神以外の誰の前でも頭を下げないことを誇らしく思っていることを表しているそうです。

【プチ知識】実はバレンタインデーでもある⁉︎

La Mocaorá(ラ・モカドーラ)バレンシア語で絹のハンカチを意味し、マジパンで作った野菜や果物が販売されます。

このパレードは、1338 年にアラゴンのペトロス 4 世がバレンシア王国の 100 周年を祝い、雨不足による飢饉の最中にサン デニスへの保護を求めたことから始まりました。

現地語でサン・ドニスと呼ばれるこの日は、バレンシア州では10月9日の恋人の日のような人されており、日本のバレンタインデーに似ています。

愛する人に果物や園芸製品の形をしたマジパンを贈るのが習慣でだそうですよ☺️

パレードのルート

話を市民パレードに戻り、パレードはday of the Valencia communityにとって大きなイベントの一つです!

私も”ValénciaExtra”というバレンシアの街のイベントや出来事をまとめているサイトにて調べたんですがまだバレンシア初心者andスペイン語初心者にはなかなかルートが掴めず😅

とりあえず私が知り得た情報を載せておきます!

ルート⬇︎

  • 市庁舎広場
  • サンビセンテ通り
  • レイナ広場
  • バレンシア大聖堂

バレンシア大聖堂まで到着すると宗教的儀式が始まります。宗教儀式が終わると、行列は再び移動します。

  • アルモイーナ広場
  • バルチラ通り
  • レイナ広場
  • パス通り
  • アルフォンス エル マグニャニム広場を通って、ジェームズ 1 世の像に到着します

ジェームズ 1 世への捧げ物が終わると、行列は市庁舎広場へ向けて出発します。

  • ピントール・ソローリャ通り
  • バルカス通り
  • そして再び市庁舎広場に沿って戻ります

サイトによると市民行列の終了時 (午後 1 時 30 分から午後 2 時の間)、 バレンシア市庁舎広場は再び、銃が発射されるそうです。

午後には民族衣装パレードが始まる

午後5時になるとムーア人とバレンシアのキリスト教徒たちのパレードが始まります。

とても細かな刺繍やさまざまな布で作られた衣装は目を奪われます!

私はパウ通り(Calle de la Pau)というところで見ました。

5時の時点では人は集まっていましたが、そんなにだったので先頭を取ることができました!

5時を過ぎてパレードが始まるとたくさんの人が集まって来たので先頭で見たい!という方は早めに場所取りをした方がいいかもしれません。

パレードではさまざまな衣装を見ることができるので、まるで中世の時代に戻ったかと錯覚しそうになりました😳

私も伝統衣装にか変わる仕事をしているのでパレードはその意味でも楽しめました♪

中世市で歴史に触れる

10月9日のメインだけでなく、その祝日のお祝いに連ねてバレンシアの街ではさまざまなイベントが開催されます。

その中の一つがmedieval Market(中世市場)です!

訪問者を本物の中世に連れて行ってくれる大規模な中世フェアが開催されます。

中世の農場、当時を舞台にしたキャンプ、子供向けのアトラクションや伝統的なゲームのほか、ライブ パフォーマンス、鷹狩りの展示、などなど!学んで食べて、買い物もできるイベントです!

10月5日〜12日まで、バレンシアではトゥリア庭園で大規模な中世市が開かれました。

カード織、タンボ織の様子

中世市では中世当時の歴史を伝えるアクティビティがたくさんあり、触れることもできました。

私が1番印象に残っているのは『カード織り』または『タンボ織り』と呼ばれる当時のベルトやブレスレットとして使われた編み物です。

4000年以上前から特殊な器具を使用して編まれており、さまざまな糸を使用し編まれます。

手にしているコマをどのように回すかによりさまざまなパターンのものができ、一つ作るのに4〜5時間かかるそうです。

実際に触れることもでき、お姉さんから貴重なお話を聞けました☺️

12世紀からの武器

これらの武器は12世紀〜のものたちで、鎧はアンダルシアが起源となっておりアラビア帝国を侵略した際に持ち込まれたそうです。

この鎧は簡単に作ることができ、槍も防ぐことができたそうですよ😳

剣の方は机の端から12世紀製、13世紀製、14世紀〜15世紀製、17世紀製の剣たちです。

12世紀製の剣には壊れやすかったため先端がなく、丸くなっています。これは当時の金属の質が悪かったため先端はとても壊れやすかったため、だそうです。

時代が変わるにつれ、金属の技術が進歩し、より長く、より薄く作られるようになりました。

とても面白いですね🤔

↑写真はてっきり歯医者さんかな?と思ったんですが当時の理髪店だそうです!

身だしなみや歯でさえも、ここで整えていたんでしょうか?🤔とても興味深い・・・

まとめ

いかがでしたでしょうか?

9 de Octobre Día de la Comunidad Valenciana (day of the Valencia community)ではこの祝日を祝うためにさまざまなイベントが開かれ、本当に楽しく忙しい日々であることは間違い無いです!

小さい町ですが自転車で駆け回って色々と参加してみました!楽しかったー!😄✨

私が今回紹介したものは実はほんの一部!その他にも美術館無料解放だったり、ドローンショーも開催されたり、バレンシアの人たちにとっては本当に貴重な日であることは間違いないですね!

私もまだバレンシアに来て1ヶ月ですが、バレンシアの歴史に触れることができ、とても嬉しく勉強になりました。

バレンシアにとって大きなお祭りの一つであることに間違いないですが、バレンシアにはまだまだ!大きな大きなお祭りが控えています😏

またここやYOUTUBEから紹介していきますので楽しみにお待ちください♪


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