浴衣の袖の印付け図

みなさんこんにちは!Namiです😉

こちらではYOUTUBEの『一級和裁士から学ぶ浴衣仕立て ⑦👘【浴衣の袖印付け&袖仕立て】』の動画で使用した衿と衽の裁断図や印付けの図を載せていきます。

あと補足などもあればここに記載していくのでご覧ください。

必要であれば画像のダウンロードもしてくださいね♪

袖底を縫う

動画の通り、右と左の袖の確認を終えたらどちらかの袖(動画では右袖)を縫っていきます。

袖底の布端、袖口側の布端をぴったり揃えてきれいに布をおきます。(振り側はずれていても大丈夫)

袖底の袖口側、袖丸み(5分)の2倍の1寸、布端に印付けをします。

袖口側の布端から袖巾+2分(袖口は2分で縫うため)で印付けします。

袖底の布端から2分で印付けします。(1寸で印つけしたところから袖巾+2分したところままで)

1寸で印つけしたところから袖巾+2分したところままで、袖底2分で印付けしたところを縫います。

袖底を切る

袖底を2分だけ切ります。(※切り過ぎ注意‼︎)

切るのは1寸で印つけしたところ、袖巾+2分したところ、布端から2分までです。

これ以上きると袖を傷つけるので気をつけましょう!

袖印付け

袖の印付けを上の図のようにしていきます。

図のようにT字で印付けをしているところはT字に印付けをしましょう。

袖丸みの印付け

袖の丸みにはきせをかけないので図のような印付けになります。

使用している袖丸み板はクローバーのものです。ROOMにて紹介しています♪
↓のリンクから楽天で購入もできます

https://room.rakuten.co.jp/73canvas/1700272119524296

クローバーの袖丸には印がついており、その印を袖口の(袖丈131-6分した)印と合わせます。

そうすると袖底のT字の印から1分ずれた位置に丸み板が来るはずです。

わざとそうしているので大丈夫。袖底1分ずれた状態で丸み板に沿って、印つけします。

丸みの印をつけたら袖口下〜袖丸みを縫います。

動画のように袖丸みは袖底と1分ずれています。写真のように1分飛んだ状態で縫います。

袖底を縫い、糸印がある方にきせをかけます。(袖底1分、袖口下5厘)

糸を二本どりにし、袖丸みの縫い代側、約1分5厘上に細かめに縫います。(この時針は糸印が無い方から出る)

袖丸みを作る

袖丸み板を当てて丸みを作っていきます。

袖口(131−6分下印)と丸み板の印を合わせ、きせが5厘かかっているのでキセをかけた状態で布を倒します。

袖底(袖口から7分の印)と丸み板の印を合わせ、キセが1分かかっているのでキセをかけた状態で布を倒します。

この時に文鎮などあれば縫い代を押さえておきます。

板をしっかり押さえ、1分5厘外側に縫った二本どりした糸を引っ張り、丸みに形をそわせます。

この時に縫った丸みの縫い目が大体丸みにそうはずです。丸みにはきせをかけないので縫い目が丸み板に添います。

その状態を確認したら糸を玉留めで止めます。

袖の丸みの潰し方やこてあてなどは動画で紹介してますのでそちらをご覧ください。

丸みはうまく作ろうと思うと奥が深く、難しいところです。

今回は初心者さんに向けて動画制作をしたので、簡略化しています。

美しい丸みの作り方などはまた別の動画で紹介しようと思いますので、お待ちください♪

袖の丸みを作ったら外表に袖をひっくり返します。

袖口を縫っていきます。
袖山から6寸間を1分くけでぐるっと縫います。縫ったらこてあてします。

袖巾の印付け

袖口を縫えたら、図のように袖巾、袖付けを印付けします。

印よりも5厘縫い代側に多く倒し、折すじを付けます。3つ折にし、ぐるっと3分くけしたら袖は完成です♪動画では折を付けて終わりにしています。

見頃に袖をつけた時に3分くけをしていこうと思っているので、袖は折ってあるところでおいておいてください。

袖底の縫い代は糸印が付いている側(表)に一緒に巻き込んで3分くけします。

NAMI CANVASでは私(Nami)が行く旅行先、海外や国内旅行についての観光地の紹介と、私が日々気に入ったこと、歴史などなど!幅広く紹介していきます。 着物のプロとして着物に関する記事も書いています。 旅行のVlogや和裁のYoutubeチャンネルもやっているので、そちらもご覧ください♪ 73CANVASとは別で着物、和裁に関するYOUTUBEをはじめました!⇒73 sewing channel ブログ主:NAMI(ナミ) 1級和裁技能士、着付士