皆さんこんにちは!NAMIです🥰
私を知っている人、YOUTUBEを見てくれている方などは知ってくれているかもしれませんが、私、タトゥーあるんですよ。
カナダのトロントのワーホリ中に入れたんですが、一応私の人生の中で大事なパートなのでここで残しておこうと思います。ワーホリとは関係ないかもしれないですが、
海外でのタトゥーがどのような感じなのか気になる方などは参考にしてくださいね♪
タトゥー願望
私は中学生ごろからバンドが好きで、タトゥーには憧れがありました。
でも意味のないものは入れたくない…一生ものだし、痛みを伴うので、何か自分のための力になってくれそうなものを、出会えたら入れたいな、くらいにしか思っていませんでした。
そこで出会ったのがHEDWIG AND ANGRY INCHです。詳しくは私のワーホリ体験記①をご覧ください↓
Hedwigの存在
私のタトゥーのデザインはヘドウィグの作品を見ないと全く分からないものなので少し紹介♪でもこのシンプルなデザイン、気に入ってます🥰
これは主人公ヘドウィグが外モモにしているタトゥーで、これがまた奥が深いんですよ!ストーリーにも大きくかかわっています。
このミュージカルに出会っていなかったら私のカナダ行き、英語との出会いはなかったでしょう。何度、私の心打ち、辛い日々も希望のように感じたこと、それほど私にとって衝撃的なミュージカルです。
ちょっと好き嫌いが分かれる作品ですが、ほんとおすすめです!
ドラァグクイーンが険しくも、音楽と共に、愛を探し求める話。
愛しい人のために性転換し、失敗。中途半端な体のまま彼と海外へ。そんな彼とも別れて、別の彼と楽しい日々を過ごす中、ヘドウィグは彼に自分が中途半端な男であることを言えずにいました。
そんな中ついに彼にバレてしまい、別れを切り出されてしまいます。挙句の果てにその彼に自分が手がけた楽曲全て奪われ、彼はメジャーデビュー。ヘドウィグはそんな彼のコンサートが開かれている近くのバーで歌います。
彼を追いかけつつ、自分の愛とはどこか?愛とはなにか?ロックと共に探す物語。
物語には神話の話も多く登場します、ヘドウィグの一番の名曲でもある『The Origin Of Love-愛の起源-』からこのタトゥーはきており、
『人間はもとは二人が一人だった。背中どおしがくっついて。常に一緒。
でも、神がそれを引き裂いた。嵐でバラバラにされた私の片割れはどこか遠くへ吹き飛ばされた。でも、あなたを見たとき、私たちが感じた痛みは同じ。私たちそれを‐愛と呼んだ‐』
かなり歌詞を割合してますが、だいたいこんな感じです!原曲めちゃくちゃいいので暇だったら聴いてみてね🥰
タトゥーへの想い
ヘドウィグのこのタトゥーには自分が分かれてしまった片割れを探すストーリーなんですが、当時の私もそんな人を探したい!という気持ちがあり、ヘドウィグのように探し求めたいと思い、このタトゥーを決めました。
二つ目は、上記で述べた『英語との出会い、カナダ行き』です。ヘドウィグを知らなければ行くことも英語を勉強することもなかったでしょう。
3つ目は私の夢を忘れないため。タトゥーを見るたびにカナダでの生活や、私の夢を思い出せます。
背中の訳
背中にしたのはヘドウィグの the origin of loveから、『背中どおしがくっついていた』ということで、本当はヘドウィグと同じ太ももの横か首の裏がよかったんですが、歌詞の通りにしたかったのと、着物を着る機会が多いので首の裏はタトゥーが見えてしまうので、着物を着た際にもタトゥーが見えない位置にしました。
友人おすすめのタトゥー屋さんを紹介してもらう
カナダのトロントでは多くのタトゥー屋さんがあり、私も初めのタトゥーなのでカナダ人の友人におすすめのタトゥー屋さんを紹介してもらいました。
New Tribe Tattoo + Piercingといとことで、タトゥーを入れることにしました。
予約をしたんですが、この予約の仕方がめちゃくちゃ適当だったのでちゃんとできているか心配してた記憶があります。
予約した女性はここのお店でかなりの人気のタトゥー師らしく、予約は必須のようでした。
友人も興味があったらしく、ついてきてくれたので心細くはなかったですが、緊張がピークでしたね😅
タトゥーの工程
これからタトゥーをする人や、なんとなく興味のある方は見てもらって大丈夫ですが、がっつりやってもらってるシーンや、施術後のものが出てくるので、血とかは出てないですがそうゆうものが苦手な方は読むのをやめといてくださいね✋✋✋
自術してもらう女性のタトゥー師さんに奥のベットへと案内されました。
この絵や彼女自身が施した彼女の腕中にあるタトゥーをみて、ちゃんと技術のある方なんだな~と思い、友人に感謝しました🙂
私のタトゥーはラインのみで、カラーなどはないので、ラインの太さを決めます。太すぎず、細すぎず、絶妙な太さのライン、実際に彼女の指に施されているタトゥーを見てこのくらいの太さでお願いします!とお願いしました🥰実物を見れたので、とても分かりやすかったです(笑)
まずは背中にペーパーを当てられて、下書きをします。位置が気に入らない場合は、何度も位置調節をしてくれました。
何度か位置調整をしてもらい、最終的にはもとの絵より両側の顔を近づけてもらいました。
とても細かいリクエストに答えてくれました😁
そしていざ!施術です!
タトゥーはお店によって、どのようにやるのか違いがあるとは思いますが、私の場合はペン先のようなドリルのようになっているもので、いれてもらいました。細かい振動で背中に描いていきます。
これがかなりの衝撃でした😂息できない‼‼
あとかなりの激痛😂カナダの友人痛くないよ!言ってたじゃん!
お姉さんはめちゃくちゃ優しくて『頑張って!落ち着いて息して!』『あともうちょっとだよ!』とめちゃくちゃ励ましてくれました。ありがとう!でも無理‼‼(笑)
今思うとカナダ人の友人は二の腕の外側にしてもらっており、私は背中だから位置が違うし、そりゃ痛みも違うよね🤣
終わったあとはもう一生タトゥーは入れない‼‼と思いました。(のちに痛みを忘れた後に入れたくなるのは心理?)
めちゃくちゃきれいに入れてくれたのでとても満足な出来上がり♪
めちゃくちゃ痛かったけれど、彼女に頼んでよかったです☺️
ふと隣を見ると女の子二人もタトゥーを入れており、彼女たちも初めのタトゥーで喜んでいました🥰
今思い返してみたら、私の誕生日に入れていたようです。とっておきの自分への誕生日プレゼントになりました🥰
施術後は気を付ける事が多い
施術が無事終わり、彼女から施術後のタトゥーのケアを教えてもらいます。
- 今日はお風呂は入ってもシャワーにすること(できたら入らない)
- 一か月間はお風呂に入るのはやめておく事(血流が上がって激痛。タトゥーが消える恐れがある)
- 一か月間は日焼けはやめておく事(タトゥーが消える恐れがある。)
- 数年たつと皮膚はターンオーバーするので薄くなったり、型崩れをするので直す場合はまたお店に来てね
といった説明を受け、背中に分厚いガーゼと真っ黒なガムテープをバーン!と貼られました。もうなんか大怪我しました感半端なかったです😂
でもそれも、タトゥーには日差しが一番だめだから、日が当たらないように頑丈にしてくれたのだと思います。ほんとお姉さんありがとう!
でもその日のシャワーは激痛。一週間はシャワーの度に激痛でしたが、そのうち痛みも和らいでいきました。
「そのタトゥー、素敵ですね!」
タトゥーの痛みが和らいできたので、タトゥーを出して買い物などしていると定員さんに「そのタトゥーとても好きよ!そうゆうシンプルなの入れたいの!」と話しかけられたことが強く記憶に残っていますね🥰
トロントに住むカナダ人は突然ほめてきます(笑)そこが好きなところでした🥰
最初のほうはその褒められたことを素直に受け入れられずにいました。
次第に「そんなことないよ」から「ありがとう!あなたも素敵よ!」と言えるようになったのは、カナダ生活をしていたおかげです。長所を肯定することに、なぜか否定的でしたが、それは日本の特徴の一部かもしれません。
日本では不便多い
カナダではタトゥーはファッションの一部なので、よっぽどの固いお仕事でない限りは仕事や生活に支障は全くありません。
ですが、日本では違います(知っての通りですが😅)
最近はタトゥーを出していても、そんな偏見はないですが仕事では隠さないといけないですし、多くの温泉やファミリー向けのスーパー銭湯も入れません。
たまに見かけるスーパー銭湯ではまるでタトゥーが悪のように書かれているところもありますね💦そこまでしなくてもいいのに😔と思ってしまうのは、私のエゴでしょうか?
仕事に関しては私は和裁と着付けのお仕事を主にしているので、着付けの際に見えないように気を付けるだけでいいですが、銭湯などは少し寂しいですね。仕方ないですけど🥲
でも最近ではタトゥーシールを張っていれば入ってもいい箇所はあるので、そこを選んで入ったりしています!あと、銭湯などは比較的タトゥーでも入れる場所が多いです。
あとは岩盤浴なども専用の服を貸りて、タトゥーなどは見えなくなるので旦那さんと岩盤浴へよく行ったりします🥰
家族や周りの反応
あとは、家族にはタトゥーは猛反対派だったので、入れてから報告しました。
おばあちゃんだけは素敵だね🥰と言ってくれたので、とても感謝しており、大好きです!
旦那さんも私のタトゥーのことはまったく気にしておらず、もしかしたら増やすかも…と話しても否定的なことはまったく言われません。そうゆう男性だからこそ、好きになった要因の一つです🥰
私は強行突破してしまいましたが、後悔は全くしてません。でも、私のように普通の家庭で育ち、家族からタトゥーなんて一生消えないものを入れるのは否定的なことが多いでしょう。
難しい話ですが、話し合いも大事だったかな、とも思います。話し合ったとしても否定されたと思いますが、ひとことあってもよかったのかな、と。
一番大事なのは後悔しないことだと思います。自分にとって素晴らしいものであるのなら、堂々としていられるし、堂々としていると周りから何を言われても平気だったりします。
でもタトゥーは今はファッションですからね、かわいい花やかっこいい髑髏も、かわいいから🥰で本人が満足しているならそれでいいと私は思います!
私にとってのタトゥーとは
私にとって、タトゥーは「自分を鼓舞するもの、自分を表すもの」です。
人生必ず悩み、立ち止まり、苦しくなる日があります。そんなときほど、自分を見つめなおしている時ではないでしょうか?自分がどうするべきなのか、どうか。
そんなとき、タトゥーをみると私は勇気がでます。あの痛みを耐えた私、あのカナダの生活を乗り越えた私、最終的に、何になりたいのか。など
実はまた次のタトゥーを入れたいな~と思っていますが、いつになることやら(笑)
ロマンチストなので何かまた私の糧になってくれる子を見つけたなら、また入れたいと思っています🥰