みなさんこんにちは!NAMIです🥰
今回は私の大好きなアーティスト『クリムト』の作品、『The Kiss(接吻)』について紹介していきます!
皆さんは『クリムト』?誰それ🤔名前は聞いたことがあるけれど…作品までは知らない😅人もいるかもしれませんね💦作品とアーティストが繋がるのは、芸術に少しでも興味がないと無理なものです。私もそうでした😅
でも、この作品は、みなさん知っていることでしょう
とても有名な作品なので見たことあると思います。このような、黄金と男女or女性のみの絵を多く書いているのがクリムトです。
クリムトはオーストリア出身なので、オーストリアではこの作品をオーストリア美術最高傑作として大事に保管されています。
それに見合うほど、美しい作品ですよね🥰
『The Kiss(接吻)』が見れるのはオーストリアだけ⁉
そんな有名なクリムトの作品、『The Kiss(接吻)』ですが実は見ることができるのはオーストリアの首都、ウィーンにあるベルヴェテーレ宮殿のみ…こちらの作品は国外不出となっており、日本では見られないのです😭
クリムトの作品は当時では異端扱い⁉
今となっては受け入れられ、オーストリア美術最高傑作ともいわれるこちらの作品ですが、当時のオーストリア美術としては異端扱いでした。
当時といえば、今だ宗教画が主流。例えば、イエス様とかマリア様とか、天使の絵とかですね。クリムトも若い時は宗教画を多く描いています。当時のクリムトは最初からこのように黄金を用いた作品は描いていません。
クリムト自身はもっと違う芸術を、変化を探していました。宗教画はどの時代も偉大な画家がいますからね。(ルーベンスやラファエロなどなど)
彼がこのように黄金を用いた作品を描き出したのは、実は日本の作品に多くの影響を受けたからです
当時開かれたウィーン万博で、日本の金を用いたの作品が展示されました。クリムトもそこへ行き、日本の作品に大いに感銘を受けたそうです!
そこからクリムトの黄金を使った作品が描かれるようになりました。ですが、当時のオーストリア美術ではこのような作品はかなりの斬新さだったので、大いに驚かされたそう。
最初は異端扱い出会った作品も、今や最高傑作ともいわれる作品になりました
クリムトの作品を多く展示するベルヴェテーレ宮殿
では、クリムトの作品『接吻』や多くのクリムト作品を展示するベルヴェテーレ宮殿を紹介します♪
オーストラリア、ウィーンにあるベルヴェテーレ宮殿は宮殿の名がつく通り、ハプスブルク家が利用していました。バロック様式の建築となっています。
第2次世界大戦後には美術館として、ウィーンで2番目に大きい美術館となっています。
ベルヴェテーレ宮殿の目の前には広大な庭が広がっています。
ベルヴェテーレ宮殿には上宮と下宮がり、今回紹介するのは上宮のほうです。ベルヴェテーレ宮殿上宮は主に19世紀ごろの作品が多く展示されています。
クリムトの『接吻』が展示されているのはこちらのベルヴェテーレ宮殿上宮です!お気を付けください!
ベルヴェテーレ宮殿上宮のほかにも宮殿はあり、今は美術館として作品を多く展示しています!軽く掲載しておきますね!
ベルヴェテーレ宮殿下宮
ベルヴェテーレ宮殿庭園をはさんで北側の下宮は「中世とバロック美術館」を主に展示されている。
ベルヴェテーレ宮殿上宮アクセス
ベルヴェテーレ宮殿上宮へは≪Schloss Belvedere≫という駅を目指して、トラム(路面電車)を利用すると良いでしょう
営業時間
月曜~日曜日 午前10時~午後18時
入館料
大人 €15.90
ウィーンパス使用 €14.50
オーディオガイドあり
ベルヴェテーレ宮殿上宮には日本語のオーディオガイドがあります!€5で借りることができるので、いかがでしょう?🥰
館内は、ドイツ語と英語の解説があります
手荷物は預けよう!
手荷物を預け入れるとことは、こちらはロッカーなどではなく、人による預け入れです。
もし心配なら、手荷物はなるべく小さくしておけば、預ける必要はないので、小さなバッグを用意しておきましょう!
美術館での、バッグのことや、その他注意するべき点などはこちらでまとめていますので、ぜひご覧ください♪↓
内観
少しベルヴェテーレ宮殿上宮の内観を紹介します♪
おすすめ作品
ベルヴェテーレ宮殿上宮にはクリムトの作品が多く展示されており、それはもちろん見どころの一つです。
クリムトの作品以外にも、私がおすすめする作品をいくつか紹介しますね♪
クリムト
こちらの作品はクリムトが一番愛した愛人、エミーリエへの満たされない愛について描いた作品と言われています。二人がいるのは花が咲き乱れた崖の端。女性を押せば、すぐにでも、崖の下に落ちてしまうでしょう。二人の愛が今まさに、そこに立っており、愛の死が近いことを予見させます。
クリムトは初期の頃はこのような金を使った絵は描いていませんでした。
ウィーンで開かれたウィーン万博で日本の金屏風にインスピレーションをうけ、当時の芸術とはかけ離れた絵画を描いていきます。
この接吻のえの男性の服装をみてください。四角く絵柄が書いてあるのがわかります。
これは日本の市松文様を表しているそうです。
クリムトの絵画を注目するとともに、額縁にも注目してほしいです。
クリムトのお父さんは金細工師さんで、クリムトの弟はその金細工のお家を継いで金細工師となります。
この額はその弟が仕上げており、額にも文字や模様が描かれています。クリムトの作品を見る際は、ぜひ、額の細部までお楽しみくださいね♪
クリムトは美しい女性以外にも草花なども描いており、この多くの緑の中に、華やかな花が点々と咲く様子が私はとても好きです🥰
モネ
モネといえば蓮の絵や、女性が傘を持ってたたずむ(ジブリの風立ちぬのような)絵が有名ですが、こういった庭の絵も多く描いています。
大家族でも会ったモネは、自身の家族を養うために、多くの絵を残しています。蓮の絵はモネの代表した絵で、500枚近く描いているそうです。
ゴッホ
ゴッホはひまわりの絵が有名ですが、その他にも風景画、人物、特に人々の日常の生活をしている姿を描くのが好きだったようです。
その他にもベルヴェテーレ宮殿宮殿には有名な作品が多くありますが、その中でも、日本でもなじみのあるアーティストをリストアップしてみました🥰
お土産紹介
ベルヴェテーレ宮殿へ来たからにはお土産も見ていきましょう♪
クリムトの作品をあしらった、かわいいアイテムがたくさん販売されています🥰
クリムトのポストカードは種類豊富にあり、キラキラと金に装飾されていてとても綺麗です!
値段も小さいものなら€1.50とお買い得なのでおすすめです♪(少し大きいものは€2)
旅行中に眼鏡拭きを失くしてしまったので購入♪
クリムトの『接吻』以外にも有名作品のもののデザインもありました!
クリムトのバッグには大きく『接吻』のイラストと、上にベルヴェテーレ宮殿のイラストが描かれています。
『接吻』を囲うように各国の言葉で『The Kiss』と書かれています。日本語の『キス』も見つけられます🥰
こちらのピンは管理精密に作られています!
その他には短くshortsにて紹介しているので、そちらもご覧ください♪
まとめ
いかがでしたか?
本当に残念なことですが、このクリムトの作品『The Kiss(接吻)』はオーストリアでしか見られない、国外不出の作品となっています。
ウィーンでの観光は、クリムトだけでは収まりません!ベルヴェテーレ宮殿以外にも、世界遺産があり、とても楽しめますよ♪
ウィーンの街は美しく、お店もとても上品♪ショッピングなどでも楽しめることでしょう
ウィーンについての動画はYOUTUBEに挙げているので、そちらもご覧ください♪